2012-11-30

女性のためのナチュラル・ハイジーン

  
「女性のためのナチュラル・ハイジーン」という本を読みました。
著者は、 松田麻美子氏。
うちの旦那がヴィーガンに転身するきっかけとなった、キャンベル博士著「China Study」の日本語訳(「葬られた「第二のマクガバン報告」 」)をされた方です。
本には、特に女性特有のトラブルを改善していく方法が詳しく書かれているので、女性のみなさまにはお勧めの1冊です☆


様々な身体のトラブルを引き起こす原因の多くは、摂取する食べ物にあるそうです。
お薬や病院に頼らず、お野菜やくだものに含まれる酵素をたくさん取り入れることで、本来身体に備わっている自然治癒力がアップさせ、身体のトラブルを改善していく方法がナチュラル・ハイジーンと呼ばれています。  





ナチュラル・ハイジーンでは、以下のような食事法を提唱しています。(本より抜粋)

1 朝食は、くだものを好きなだけ食べる。(朝はなるべく、くだものだけにする)
2 昼食と夕食は、「低脂肪、植物性のホールフード(未精製、未加工の自然丸ごとの食品)」の
  食事にする。
3 動物性食品(肉、魚、卵、乳製品)は原則として食べない、もしくは極力減らす。
4 できるだけローフード(生のままの食生活)をめざす
5 間食や過食はしない

お野菜やくだものには食物酵素やビタミン類が多く含まれていますが、食べ物に含まれる酵素は46~48度以上に加熱すると破壊されてしまいます。
しかも、、、体内にある酵素は年とともに減っていき、活動も弱まってきます。
なので、食べ物でしっかり補わないといけないんですね~。
酵素をたっぷりと取ることで、美肌やアンチエイジングにも効果があるそうですっ☆

でも、、、、マクロビオティックだと、陰陽の理論で生野菜やくだものは体を冷やすので、極力 食べない方が良い、、、、と言われていますよね~。


どちらの理由も納得できるのですが、実際のところ、どっちが健康には良いのでしょう?????
なんだか、少々頭が混乱状態です・・・・・・


関係ないけれど、アマンダちゃん IN 靴箱


最近は、いろいろなホリスティックな食事法がありますよね。
ナチュラル・ハイジーンとマクロビオティックをもっとお勉強してみて、自分の体で少しずつ試していきながら、両方の良いところを毎日の食生活に取り入れてみようと思います~。

本自体は、とても興味深い内容ですし、最後の方にはお料理のレシピも掲載されています~。




2012-11-29

残り物で、、かぼちゃスープとクランベリーぱん



感謝祭の残りものを再利用してみましたっ☆

まずは、メインディッシュに作ったかぼちゃの丸焼き(→感謝祭ディナー)を使って、かぼちゃのスープを作ってみました。
適当な大きさに切ったかぼちゃとお水をブレンダーに入れてクリーミーになるまで混ぜた後、おなべに移して温めたら出来上がり~。
残っていたグレービーソースも使ったので、豆乳などのミルク類、スープの素や調味料類などを入れなくても、とってもコクのある濃厚クリーミーなスープに仕上がりました。
おいしかったです♪


かぼちゃスープ


そしてもう1品作ったのが、クランベリーソースの残りを使ったパンです~。
ちょっと、、クランベリーソースが斜めになってしまいましたが・・・・(笑)


クランベリージャムぱん


クランベリーソースは、ファーム・サンクチュアリーのレシピ(→Recipes)を参考にしたのですが、クランベリージュースが無かったので、代わりにオレンジの絞り汁で作ってみました。
とっても色鮮やかに出来上がりました。
ジャム類は、出来合いのものを今まで使っていましたが、自分で作るのも簡単だしおいしいし、甘みも調節できるし、、、何よりも防腐剤などといったものも入っていないし、健康的でいいかも!と思いました。

やっぱり、手作りのがおいしく感じるし、カラダにも優しいのだなぁぁ、、、って思います。
それに、ヴィーガンになってからいろいろ手作りをするようになって、「食」を大切にするようになったし、心からに地球の恵みに感謝の気持ちが大きくなりました。
ナチュラルな生活のおかげで、毎日がとても楽しく感じられるっ!


 つぼみがだんだん大きくなるのを見守るのも、楽しいっ☆


わたしの周りのすべての人たち、動物、植物、物、、、ぜんぶぜんぶに感謝感謝です☆






2012-11-28

アリシアさんのパンプキンパイ☆



ヴィーガンな女優さんのひとり、アリシア・シルヴァーストーンさん。
以前、彼女のレシピ本(「The Kind Diet」)を買ったときに、ブログでもご紹介しました。(→その時のブログ
以来、よくアリシアさんのブログを読むようになりました。(アリシアさんのブログ → The Kind Life


先日の感謝祭では、アリシアさんのホームページで紹介されていたパンプキンパイを作ってみました☆
とーーっても簡単なのに、と~~~ってもおいしかったので、レシピのご紹介です。
英文になりますが、アリシアさんのブログのレシピはこちらです → Pumpkin Pie



 アリシアさんのパンプキンパイ



☆レシピ覚書き☆

<9インチのパイ型1台分>

パンプキン缶詰 1缶(16オンス)
メープルシロップ 1/2カップ
塩          小さじ1/2
シナモン      小さじ1
ジンジャー     小さじ1/2
クローブ      小さじ1/4
オールスパイス  小さじ1
ナツメグ      小さじ1/2
コーンスターチ  大さじ3
絹ごし豆腐    1パック(10オンス) →Mori-nu Tofuの真空パックの豆腐を使いました
パイ生地は、ファーム・サンクチュアリのレシピ(→Recipes)を参考にしました☆


◎オーブンは425F(210C)に余熱します。
◎パンプキンとお砂糖を混ぜ合わせます。
◎塩、スパイス類、コーンスターチ、お豆腐をさらに加え、さらによく混ぜ合わせます。
◎パイ生地に流し入れ15分焼き、オーブンの温度を350F(180C)に下げさらに60分焼いて、出来上がりです♪

途中、パイ生地部分が焼け過ぎて焦げてしまわないか心配になったので、外側のパイの部分だけアルミホイルを被せました。

甘さはおさえめで、けっこうスパイスが効いているので、甘さとスパイスの量は好みで調節してもよいかと思います。
わたしは、劇甘なアメリカのデザート類は苦手なので、優しい甘さの仕上がりに、かなり満足なレシピでした。

ケーキやパイにはアイスクリームを添えて必ず食べる派、、なアメリカ人の旦那なので(笑)、今回はSo Deliciousのココナッツミルクでできたアイスクリームを添えて頂きました。
最近では、牛さんのミルクを使わないアイスクリームもいろいろと種類がありますね~。
動物性のミルクを使わなくても、とってもクリーミーでおいしいアイスが食べれるのに、どうしてみんな牛さんのミルクに固執するのかしら??
ちなみに、わたしは、ココナッツミルクのアイスがお気に入りです~♪
このSo Deliciousココナッツクリームのアイスは、お砂糖ではなくラカンカ(モンクフルーツ)やグアーガムなどといったナチュラルな糖分を使っているので、優しい甘みのアイスクリームで、とってもデリシャスです☆(その名のとおり、「So Delicious(笑)!」


 ココナッツミルクのアイスクリーム


パンプキンパイも材料を混ぜて焼くだけ!と、とっても簡単でおいしかったし、アイスクリームもおいしかったし、またクリスマスに作ってみようかな、と思いますっ♪♪




2012-11-27

アマンダちゃんのフード、再び



まだヴィーガンになる前、、、動物の福祉なんて言葉を知る前、、、、
アマンダちゃんは、とある大手メーカーのキャットフードを食べていました。

アマンダちゃんの一時預かりの里親さんが、与えていたフードだったから、
大手メーカーで名前も知られているから、安心だろう~、、、、、というのが理由だったのですが。

でも、まさか、ペットフードを作るために動物実験を行っているメーカーだとは、、、寝耳に水でした。
( PETAが反対運動を行っていて、専用のホームページもあります。(残酷な画像もあるので閲覧には注意してください)→ IamsCruelty.com


その後すぐ、自分たちだけナチュラルなものを食べて、家族同然のアマンダちゃんのフードは粗悪なまま、、、というのは変な話なので、いろいろと調べて、ナチュラルでホリスティックなフードだという、ブルーバッファロー社(Blue Baffalo)のフードに変更しました。(その時の記事→アマンダちゃんのフード

今のアマンダちゃんのカリカリ(ダイエット用)


フードを変更したのは、正解だったとは思うのだけれど、今更になってなのですが、、、やっぱりアマンダちゃんのフードもオーガニックのものほうが良いと思って、最近またキャットフードの比較をしていました。

今アマンダちゃんが食べているフードのメーカーさんにも、気になっていた点もあったのでメールで問い合わせをしてみました。

問い合わせた質問。

原材料の作物に、化学合成農薬や化学肥料は使っているか?
鶏の飼料に遺伝子組み換え(Non-GMO)、ホルモン剤などは使われているか?
放し飼いで育った鶏(Free-range chicken)か?
 
返って来た回答。


化学合成農薬や化学肥料、遺伝子組み換え(Non-GMO)、ホルモン剤は一切使っていない。
鶏肉はヒューマングレードのもの使用している。 
アメリカ農務省(USDA)の認定を受けた素材のみを使用している。
鶏は、大きな畜舎内で放し飼いで養鶏している。

遺伝子組み換えや危険な農薬などを使っていないという点では安心しました。
でも、、、、やはり、、放し飼いとは言っているけれど、「畜舎内」といいうのが気になってしまいます。
大きな畜舎でも、その中に何千羽とかきゅぅきゅぅうなところで育ったのだろうか、、、などとと、いやな想像ばかりが頭の中をめぐってしまう。

ちなみに、ブルーバッファロー社では、現在はオーガニックのラインは製造していないそうです。
以前は、オーガニックのキャットフードも作っていたそうなのですが、売り上げが伸びなかったので、製造中止になってしまったそうです。

なんとも、、、がっかり。 

そう言われてみると、、、、ペットショップに行ってみると驚くほど「オーガニック」のペットフードって取り扱っていないんですよね。 

ヴィーガンの方の中には、ペットにもベジタリアンのペットフードを与えているという方もいるかと思います。うちは違うので、気分を害される方もいるかと思いますが、、、、すみません。


葉っぱもときどき食べるのにゃ。


アマンダちゃんは、お魚系のフードが苦手です。
あと、ねこ缶とかウェット系も苦手だったりします。
なので、お魚系のフードに切り替える、、、というのは、少々難しそうな気もします。

以前、どこかで読んだのですが、、、

犬は雑食動物なので、ベジタリアン食へ移行するのは、それほど難しいことではないが、
反対に、ねこは肉食動物なので、難しい(無理)だ、と。

ねこはタウリンという栄養素を体内で作ることが出来ないそうです。
タウリンは肉食からではないと摂取できないそうで、食事にはとても重要で必要不可欠なんだそうです。ねこ科動物が肉食な理由はここにあるんですね。

ただ、最近の飼いねこたちの場合、キャットフードを食しているねこたちがほとんどです。キャットフードにはタウリンがきちんと補助されているので、心配する必要はありません。(おやつ類は違うそうです。)

ということは、、、、ベジタリアンのキャットフードでも同様に、タウリンは補助されているわけなので、ベジタリアンのキャットフードでもなんら問題ないんじゃないのか??という意見が出てきたりしています。

家ねこが牛を狩るところなんか見たことがないし、
家ねこは海に魚釣りには行かない。(そりゃそうだけど・・・・)
ビーフやシーフード系のフードを与えるのはおかしいのじゃない?という意見も出てくるわけです。

日本では昔から、「犬=大きな骨付き肉」 で、「ねこ=お魚」ってイメージがあるように感じます(わたしだけでしょうか?)。サザエさんの歌にも、♪お魚くわえたドラねこ♪が登場しますしね。

飼いねこさんに、「あなたは草食?肉食?どちらの食事が好みなの?」と質問したら、答えてくれればいいのですが、残念ながら、ヒトはねこたちの言葉が分かりません。 

結局のところ、、、、、

飼いねこの食事をヴィーガン食にするのも、飼い主のわがまま、、、
飼い主がヴィーガンなのに、飼い猫は肉食のまま、、、というのも、飼い主のわがまま、、となるのでしょうか?

わたしのわがままを言えば、うちのアマンダちゃんも「ヴィーガンねこ」になって欲しいです。
でも、、、お魚系のフードが苦手な彼女に、お魚を食べさせ続けるのは、やっぱりかわいそうだなぁ、、って思ってしまうのです。(親ばかでしょうか?)

我が家で唯一の肉食系女子


という訳でして、アマンダちゃんには引き続きチキンのカリカリを食べてもらっているのですが、せめてオーガニックのもに変更したいと思っています。

今のところ候補に挙げていオーガニックのキャットフードがこちらの2つ。

Castor & Pollux社Organixというラインのフード  












Newman's Own Organicsのフード

わたしの住むど田舎エリアでは、かろうじて隣町の健康食品を扱うお店でCastor &Polluxのフードが購入可能なようです。(あまりストックがなかった・・・・)
あとは、ネットでの注文になりそうです。

Newman's Ownは、以前も少し書いたことがありますが(→この時の記事です)、俳優のポール・ニューマンさんが設立した健康食品の会社で、純利益を全額、貧困に苦しむ子供たちに寄付しています。
こういった会社にお金を使いたい、、、と思うので、Newman's Ownのフードにしようかなぁぁ、、と思っています。でもネットでしか買えないのは、ちょっと面倒かなぁ~。

もうちょっと、アマンダちゃんのフードのリサーチは続きそうです・・・・・

ちなみに、ベジのみなさんって、ペットフードとかどうされているんでしょう??




2012-11-26

砂漠の夕暮れ



感謝祭の週末に、ジョシュア・ツリー国立公園へ行ってきました。
家からは車で1時間ちょっとくらいのところにあるのすが、大自然が満喫できます☆


このエリアでしか生息しないジョシュア・ツリー



夏場は、砂漠地帯ということもあり40℃近くになる日もあります。
肌から水分が蒸発していくのが分かるくらい、暑いです(笑)
反対に、冬は10℃くらいまで下がる日もあるので、かな~り寒く感じます。
でも、そんな過酷な砂漠地帯でも、かわいい動物たちに会うことができますっ!!
どこに行くにも、動物さんたちに会えるのが一番うれしい☆(動物園はいやだけれど・・・)


リス君は、ピーナッツが欲しかったみたいです


ピクニックエリアもあるので、おやつを持っていって、の~~んびりと景色を見たり、お散歩を楽しんだりもできます。


 地球ってきれいだなぁ~


奇妙な形の岩山がたくさんあって、なんだかちょっぴり異世界に迷い込んだ自然探検隊になった気分で大自然を楽しめる公園です☆




2012-11-24

オーストラリアのキャンペーン「Make It Possible」、 豚は月夜に歌う



旦那が、環境問題系のブログを見ていたところ、こんなリンクが紹介されていた、、、というので教えてくれました。


仔ブタさんは、狭く暗いファクトリーの中で、声を高々に歌いはじめます。

わたしたちの場所がある
どこかに、わたしたちの場所がある
平和で、静かで、開かれた場所が
わたしたちを待っている
どこかに・・・・・
どこかに、わたしたちの場所がある・・・・・


やがて背中から小さなかわいらしい天使の羽根が生え、、、、




そして、満月の夜に「わたしたちの場所」へと旅立って行きます・・・・・・




この空飛ぶ仔ブタさんは、オーストラリアの動物愛護団体Animal Australiaが行っている、「Make It Possible」というキャンペーン映像に登場します。

動画は、Make It Possibleの公式ホームページより見ることができます。
(動画の一部には、かわいそうな動物たちの映像も出てきますので、閲覧には注意ですが、仔ブタさんが歌うシーン(最初の2分程)は是非見ていただきたいです・・・・・)



Make It Possible 公式ホームページ



この映像がオーストラリア全土に放映されてのち、オーストラリア大手のスーパーマーケットチェーンの2つが、1年後の2013年を目処に、ファクトリーファーミングからの食肉の買取及び販売を段階的に廃止すると述べたそうです。
  参考ニュース記事(英文です)
   →   Consumers challenged to make it possible to end factory farming
Supermarket Chain Ends Factory Farming One Year Ahead of Schedule

Read more: http://www.care2.com/causes/supermarket-chain-ends-factory-farming-one-year-ahead-of-schedule.html#ixzz2D6qQm86T
Supermarket Chain Ends Factory Farming One Year Ahead of Schedule

Read more: http://www.care2.com/causes/supermarket-chain-ends-factory-farming-one-year-ahead-of-schedule.html#ixzz2D6qQm86T
Supermarket Chain Ends Factory Farming One Year Ahead of Schedule

Read more: http://www.care2.com/causes/supermarket-chain-ends-factory-farming-one-year-ahead-of-schedule.html#ixzz2D6qQm86T

国を挙げて、家畜動物の福祉運動が行っている。
そしてその活動によって、救われる命が増えていく。
これって、とても大きなステップだと思います。
オーストラリアの波が、全世界へと流れていって欲しいと思います。


ブタさん繋がり、、、なのですが、このMake It Possibleのブタさんが月に向かって歌を歌っているシーンを見ていて、1冊の本を思い出しました。
ジェフリー・マッソン氏著の、「豚は月夜に歌う」という本です。
わたしは英語版のほうを読みましたが、
改めて、、、、家畜にだって感情だって、想像力だってあるし、物事を判断する知能だってあるんだ、、、、って痛感する1冊です。
機会があれば、読んでみて欲しい本です。

 「The Pig Who Sang to the Moon」 by Jeffrey Masson



ブタさんは、ヒトでいう「3歳児」くらいの知能があると言われています。 

なでてもらって気持ちのよさそうな ファームサンクチュアリーのブタさん。


イギリスの元首相ウィンストン・チャーチル氏は、こんなことを言っています。

「猫は人を見下し、犬は人を尊敬する。しかし、豚は自分と同等のものとして人の目を見つめる。」

なるほど、、、です。






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2012-11-23

感謝祭のディナー



今年の感謝祭も、去年に引き続き(→2011年感謝祭)かぼちゃの丸焼きでお祝いをしました☆
今年は、日本のかぼちゃです。(その名も「Kabocha Pumpkin」という名前で売っていました~。)
先日買った栗もローストしてみました。(ちょっと失敗・・・・)
そして、デザートもかぼちゃパイ。
とってもかぼちゃ三昧な、感謝祭ディナーでした♪

秋の恵みに感謝です☆



ゲーブルさん&ラファエル君と一緒に。


昨日は、尊敬するウィル・タトル博士(→Dr.Will Tuttle)から、感謝祭のニューズレターが届いていました。
こちらのサイトから(→The Vegan Spirit of Thanksgiving By Dr.Will Tuttle)感謝祭にあててのメッセージが読むことができます。(英文です)




タトル博士がよく述べていることのひとつが・・・・・・


動物たちの犠牲と苦しみの上で成り立った食事を食べ続ければ、世の中は暴力と恐怖であふれかえり、心は荒んできてしまいます。

地球の恩恵を受けて育ったお野菜を食べることで、人間は感謝や幸福、喜びといった美しい心をかもし出すことが出来るのです。


わたしたちは少なくとも1日に3度、「お皿」に向き合うことになります。
「お皿の上の暴力」に気づくことは、本当に本当に大切なのだなぁぁ、、、とつくづく感じました。
もっともっとたくさんに人たちがに気づいて欲しいものです。

わたしは、ヴィーガンになってから、健康面ではもちろん向上したと思います。
アレルギーも皮膚炎も、例年に比べると比較的軽い症状だったのは、カラダの中が浄化されてきているのかな、、、と思います。
でも、精神面ではもっともっと大きな向上があったと思うのです。

それは、きっと、、、タトル博士の言うように、「お皿の上の暴力」がなくなったからなのだと思う。
地球の優しい恩恵 をたっぷりと毎日毎日カラダに取り入れているから、、、、なのだろと思います。




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2012-11-22

すべての恵みに感謝・・・・・



アメリカは感謝祭(Thanksgiving Day)を迎えました。
もともとは、秋の収穫の恵みに感謝を捧げる日。
秋の収穫とは、つまりはお野菜などといった「植物」です。

いつから、この感謝祭が「七面鳥の日」に変わってしまったのでしょうか。

ヴィーガンやベジタリアンにとっては、いささか居心地の悪い1日です。


9月にファームサンクチュアリーで会った七面鳥さんたち



今日は朝から、かぼちゃパイを焼いています☆

今夜のディナーのメインディッシュは去年に引き続き、「かぼちゃの丸焼き」で~す。
里子にお迎えしたゲーブルさんとラファエル君を囲んで、秋の恵み、豊かな地球、命あるすべてのいきものに感謝をして、お食事をいただきたいと思います。

Happy Thanksgiving Day☆






2012-11-21

毛皮禁止の金曜日、ドキュメンタリー映画 「The Witness」



今週の金曜日11月23日は、Worldwide Fur Free Friday(世界毛皮禁止の金曜日)になります。
世界各地でデモが実施されることでしょう。
PETAのウェブサイトでも、デモの呼びかけを行っています。(→Fur-Free Friday 2012(英語です))
すべての毛皮が、ほんの一部の毛皮ですら、  動物を殺して作られていることを、忘れてはいけないと思います。その毛皮の中には、犬や猫だって含まれていることも・・・・・



毛皮禁止強化の週ということで、、、、以前見た映画をご紹介します。
短い映画ですが、毛皮の残酷さを伝えるすばらしいドキュメンタリーだと思います。


公式ホームページ 「The Witness-目撃者-」



ニューヨークに住む男性が、動物は別に好きでもなかったのだけれど、ねこを拾います。
その1匹のねこが、彼の動物たちに対する思いと、彼の生き方を一変させます。
ねこへの愛情が日々育って行く中、彼はタバコをやめ、ベジタリアンになります。
食べ物として殺される動物たち、毛皮のために殺される動物たちの事を知ります。
その事実を、多くの人々に知らせる活動を始めます。
自分の車にモニターを積んで、ニューヨークの街中を走り、呼びかけます。
モニターには、罪も無い動物たちが直面している、非道徳的で非人道的な「無駄な殺傷」が映し出されています。
淡々と語られる事実はとても残酷なもので、顔をしかめたくなることばかりです。


ちなみに、ねこが大好物なわたしは、映画の中に登場するたくさんのレスキューされたねこさんたちの、幸せそうな優しいお顔を見れたのが、ちょっぴりうれしかったりです。


下記のサイトから、オンラインでこの映画を見ることが出来ます。(本編は英語になります。)

 映画本編 → The Witness 


目を背けたくなる映像も出てきます。(苦手な方は、閲覧注意かと思います・・・・・)
でも、、、、是非、多くの人たちに、この事実の「目撃者」になって欲しいと思います。

製作会社Tribe of Heartが作った「Peaceful Kingdom(→公式ホームページ)」もすばらしい映画なので、是非見ていただきたいです。


すべての動物たちが、ヒトの手によって苦しまないですむ世界が、早く訪れますように。




アマンダちゃんは、、、幸せ、、、だよね?





2012-11-20

大好きNative Food Cafe



去年ヴィーガンになって、初めて行った「ヴィーガンのレストラン」がNative Food Cafeでした。
その時は、ちょっとしたリゾート地として知られているパームスプリングスという場所にあるレストランへ行きました。(家から比較的近いのがここでした。)

ヴィーガン人口の少ない田舎町に住んでいるので、ヴィーガンになってからは外食がめっきり減ってしまっていたので、このレストランを見つけたときはとってもうれしかったのを覚えています。
レストランでもこんなにおいしいものが食べれるんだ!デザートまで食べれちゃうんだ!!と。



 パームスプリングスは、こじんまりしたレストラン


 パームスプリングスのレストランは店舗拡大&改装中で、11月20日にリニューアルオープンだそうです♪ (パームスプリングスが1号店だったみたいです。)
お店が大きくなる、、、ということは、それだけたくさんの人たちがヴィーガンのお料理を食べに来てくれているっ、楽しんでくれているってことですよね。
すばらしいなぁ~、うれしいなぁ~。

お料理はもちろんおいしいのですが(バーガーとかピザとか、、アメリカンな感じですけど)、わたしはドリンクの「ラベンダーレモネード」の大ファンです。ラベンダーのさわやかな香りと、優しい甘さがクセになります。

 コスタ・メサのレストランは面白い建物の形です



新しくサンディエゴの近くのエンシニタス(Encinitas)にもオープン予定のようです。(わーい☆)
実は、、、、エンシニタスは大好き(本当は住みたいくらい大好きっ!!)で、ちょくちょく泊りがけで遊びに行くところなのです。

レストランが開店したら、毎週末通ってしまうかも・・・・(笑)

こうやって、ヴィーガンなレストランが増えていくというのは、うれしいことですね。


以前、オーナー兼シェフのTanya Petrovnaさんのインタビュー映像を見たとき、お手本にしているレストランは?と聞かれて、その答えが、な、、、なんと、、、「マクドナルド」(笑)
でもその理由を聞くと、とても納得。

「マクドナルドは小さなハンバーガー屋だったけれど、アメリカだけでなく世界の食文化を変える影響力があった。Native Food Cafeでもそれと同じことをしたい。マクドナルドがモスクワに店舗をオープン出来たなら、Native Food Cafeだって同じことが出来るはずだわ」と。

Tanya Petrovnaさんはレシピ本もだしてます。



いつか、街中がとってもベジフレンドリーで、地球にも動物にも優しいお店であふれかえっている時代がくると、、いいですね。



2012-11-19

秋のバラ(あんぱんも・・・)


お庭のバラがまた咲き始めています。
四季を通して、いつも何かのお花が咲いているという点は、南カリフォルニアのよいところのひとつかもしれません。
それでも、やっぱり日本の桜に勝る美しいお花はないよなぁぁ、、、と思ってしまうのは、日本人の性でしょうか?(お花見したいなぁぁ・・・・)


 アメリカンビューティという種類のバラ



そして、あんぱんもまだまだ焼き続けていま(笑)
ついに母が日本から送ってくれた手持ちのあんこがなくなってしまったので、今回はこの前買ったばかりの圧力鍋で、小豆からあんこを作ってしまいました!
手作りであんこを作ると、甘みも自分好みに調節できるので、いいですね。
お砂糖の代わりに、アガベシロップを使ったので、ほんのりと優しい甘さに仕上がりました。


全粒粉のあんぱんとねこ


今日も平和です☆





2012-11-18

七面鳥の恩赦式



感謝祭が近いということもあり、スーパーではゴロッゴロと冷凍された七面鳥さんが山のように積み上げられて売られるようになっています。
見るのがいやなので、いつもそっぽ向いて素通りするようにしていますが、、、いやでも見えてくるほど山積みですね・・・・・
これがぜんぶかぼちゃならいいのに。

さて、ホワイトハウスでは、感謝祭の七面鳥に「恩赦」を与えるという、「Turkey Pardon」=「七面鳥の恩赦式」という行事が毎年恒例に行われます。


なんとも珍奇な名前の行事だなぁぁ、、、、と思うのですよ。
七面鳥さんにはなんの罪もないのに、なぜ「恩赦を与える」のかが理解できません。
恩赦って、受刑者の刑を軽減するという意味であると、わたしは理解していたのだけれど・・・・・
七面鳥さんって、、、受刑者でしたっけ?
でも、、、ファクトリーファーミングという環境にいる動物さんたちは、強制収容所の囚人といってもいいかもしれませんが。
「恩赦」という言葉はどうにも腑に落ちないのですが、屠殺されて食卓に並ぶはずの運命だった七面鳥さんの命を助ける、という意味合いでは共感はできます。

う~~~ん、、でも、、、ホワイトハウスで七面鳥を「助ける」行事を行う傍ら、アメリカの家庭では、七面鳥たちが丸焼きにされているんですから・・・・・・
やっぱりなんだかこの行事は変に思える。


100歩譲って、「恩赦」ということにしておくので、1羽といわず、10万羽くらい、、いえ、ここは大統領なのですから、アメリカ全土の七面鳥さんをみーんなまとめて恩赦して欲しいところです。

いっそのこと、「七面鳥は食べるの止めましょう」って宣言してしまえばいいのに。


 恩赦式の七面鳥さん



ちなみに、この七面鳥の行事ですが、ジョン・F・ケネディ元大統領が、感謝祭に贈られた
「Good Eatin', Mr. President(美味しく食べてね、大統領)」とメッセージを首に下げた七面鳥を食べなかったことに由来しているそうです。
そして、20年程前に、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領が、ユーモアを込めて七面鳥への「感謝と罪滅ぼし」を示す儀式として、行事化したそうです。

感謝祭には、かぼちゃを食べるよう行事化して欲しいなぁぁ~。





2012-11-17

ドキュメンタリー映画 「Bag It」






ドキュメンタリー映画、「Bag It」を見ました。(→公式ホームページ
プラスティックについての、環境問題をテーマとした映画です。
どれだけ多くのプラスティックが、普段の生活で使われているか、、、そしてそのプラスティックがどこへ行くか・・・・

ちなみに、タイトルの「Bag It」ですが、「Bag=バッグ」 とは「袋に入れる」 という動詞です。
「袋の中に詰めちゃえ」「ごみに捨てちゃえ」→「だまれ」「やめろ」みたいなニュアンスな意味です。

プラスティックの袋がいたるところであふれている最近の世の中、、、そんなプラスティックの袋の時代なんかやめちまえぇ~~!と、ちょっと皮肉ったタイトルですね。


動物を愛するヴィーガンとして、一番心を痛めたシーンは、、、やはり動物たちに被害が及んでいるという事実を再認識させられたこと、、、です。

プラスティックを誤飲誤食して命を落とすたくさんの動物たちがいる、、、ということ。

映画の中には、プラスティックの袋を胃に詰まらせて命を落とした亀を解剖するシーンも出てきました。おぞましいほどの袋がギュウギュウ詰めに胃の中に収められていました。
海へ流れ込んだプラスティックの袋(←ヒトが海辺で捨てた袋、、ですね・・・・)はフワフワと水の中を漂います。その姿が、あたかも「くらげ」のように見えるため、水中で生きる動物たちは誤認してしまい、プラスティックを食べてしまうそうです。
切ないです・・・・

ほかにも、
プラスティックボトルのキャップを食べ続けて命を落とした海鳥たち、、、
袋の取って部分が首に絡まってしまったアシカ、、、
プラスティックの袋を食べた母海鳥が、その食べたプラスティックを吐き戻して自分の雛に「食べ与える」えた結果、命を落とした雛鳥、、、、

そんな動物たちの被害の根源は、、、、もちろんわたしたちがプラスティックに甘えて生活してしまっているからなんだと思います。

わたしもその一人だし、、、プラスティックを生活からまったく排除するのは難しいかもしれない。
でも、 少しでも使う量を減らすことを心がけたいと思います。

アメリカのスーパーでは、お野菜などを自分で袋に詰めるのが普通だと思いますが、その袋もなるべく使わないようにしよう、、、と思い、こんなのを買ってみました☆

何度も使える小分け袋~。「Reusable Produce Bags」という名前で売っていました。
ちょっぴり、お洗濯用のネットみたいです。 自分で作れそうな気もしますが・・・・・

さっそく、栗を買いました。


 かぼちゃは来週の感謝祭のメインディッシュです♪
今日は栗ご飯でも作ろうかな~?

 外出するときはマイカップ、お買い物はマイショッピングバック。
環境にも動物にも優しい生き方です☆












2012-11-15

オースティンの写真


アマンダちゃんをお迎えする前に、仔猫のオースティンと2ヶ月の間一緒に生活をしていたことがあります。
わたしにとっては、初めての仔猫&ねこさんとの暮らしでした。

伝染性猫腹膜炎(FIP)という病気を発症してしまい、あっという間に命の炎を燃え尽くして、虹の橋へ行ってしまったのですが・・・・・・・
オースティンの闘病生活はかなり辛い経験でもありました。
楽しかった思い出もあるし、思い出すのは人懐っこくて甘えん坊なオースティンの姿ばかりなのですが。
オースティンがやせ細っていく姿を残した写真は痛々しくもあり、、、、なかなか見ることが出来ないでいました。

それでも、ときどき、まだ少し元気だったころの写真を眺めることがあります。
(ついつい涙が出てきちゃうのですけれどね・・・・)


 お魚さんに興味津々のオースティン


 ニャニャーーーーンとおしゃべりな子だったなぁ~


またオースティンに会いたいなぁ。

2012-11-11

パン作りに夢中


懲りずに、ここほぼ毎日、あんぱんを焼き続けています。
そしてひたすら、あんぱんを食べ続ける、、、、という日が続いています(笑)


 形がいびつですが、こちらは全粒粉で作ったあんぱん


東京に住む姉と話をしていたら、
「邪道かもしれないけれど、あんぱんにはいつもマーガリンをつけて食べている。」と。

そんな食べ方もあるのかぁぁ!!!!と、興味半分でさっそくヴィーガンバターをつけて食べてみました。
なんだかあんこがクリーミーになって洋菓子のような味わい。
けっこう美味でした。
でも、わたしは普通にあんぱんを食べるほうのが好きかも。

ネットで調べてみたら、 あんぱんにマーガリンが既に入れてある商品が売っているし、けっこうあんぱん&マーガリンの組み合わせで食べている人が多くて、びっくりしました!
(けっこう普通な食べ方なのでしょうか???!!!)


全粒粉と強力粉半分づつで作ったあんぱん


それにしても、ここ数日でめっきりと秋らしいお天気になりました。
木々も紅葉をはじめ、庭の落ち葉掃除が大変になってきました。
でも、寒い日の朝の、カラっとひんやりした空気ってなんだか好きです。

寒くなってきたので、アマンダちゃんのまん丸度数も高くなってきました。


まん丸度 78%、、、くらい?



でも、寒くなってくると、オーブンを使ったお料理とかパン作りがさらに楽しくなりますっ♪♪
あと、アイロンがけも、寒い時期に好きになる家事のひとつです。



2012-11-10

ご近所の茶トラ君



どこのお宅の子かは知らないのですが、ご近所で時々見かけるねこさんが何匹かいます。
この茶トラ君(大きいからたぶん男の子、、だと思う。)は、ここら辺をお散歩をするのが日課のようです。
最近は、暖かいお昼間によく見かけますが、以前は夕暮れにもお散歩していたみたいですね。
(以前の記事にも登場してくれていました → ウルトラマンキティ


とても人懐っこくて、わたしを見かけるとしっぽをピーーンと立てて、「にゃおぉーーー」とおしゃべりしながら駆け寄って来て、ごろんと寝転んで、おなか見せ見せ、ごろんごろんの繰り返し(笑)


ごろーーんとおなかなでてと催促されました



さっそく、おなかをなでてあげました
 


実はこの茶トラ君、うちの裏庭もお散歩(パトロール?)コースのようでして、ときどき裏庭でも見かけることがあります。
アマンダちゃんは、完全室内飼い(お庭で日向ぼっこのときはハーネス&リーシュをつけます)の箱入り娘なので、外ねこさんと直接ご対面することはないのですが、時々窓越しに外ねこさんを眺めているようです。

で、アマンダちゃん、ときどきこの茶トラ君に話かけている(ナンパ?!?!?!)ようなのですが、どうやら、アマンダちゃんの一方的な片思いのようです。


今日も頑張って話しかけていたけれど・・・・・
 


ミャオミャオーとアホな声を出しているヒトは、、、、あまり気にしないでください(苦笑)


こうやってご近所さんのねこさんを眺めたり、ときどきおなかをモフモフさせてもらえるのは、ねこが大好物なわたしとしてはうれしいのですが、、、、やはりねこさんをお外に出すのは危険だと思うので、基本的に賛成できません。

住宅街で家が密集しているエリアに住んでいるうちでも、野良コヨーテが夜中に出没するようです。ご近所の掲示板にも、「コヨーテ注意!」の貼紙がしてあって、すでに何匹かのペットが攻撃されるという被害が出ています。

茶トラ君、、、お散歩もいいけれど、コヨーテと車には気をつけてください。(本当に)




2012-11-09

映画「A Cat in Paris」


昨晩、かわいい映画を観ました。
動物ものの映画や本は大好きですが、特にねこが出てくるものは大好物です。


邦題は「パリ猫の生き方」です


ねこのディノが、パリの街を舞台に大活躍する、とってもかわいらしいアニメ映画です。
第84回アカデミー賞長編アニメ部門にもノミネートされていたようです。(ちっとも知りませんでした・・・・)
絵本のような絵のタッチで、ちょっぴりお洒落な感じのアニメーションです。
夜の街をピョンピョンと走り回るシーンがあるのですが、パリの街並みや建物の雰囲気まで感じることが出来ましたっ☆

ちなみにうちのアマンダちゃんは、夜な夜なタンスの引き出し開けに没頭中です。
真っ暗な夜中に、どこからともなかく、ガタガタガタ、、、ガタガタと音が聞こえてくるのは、少々怖いので、やめてください。

 「引き出しにおやつ隠しているのは、知っているんだにゃ!」








2012-11-08

大好きオースティン☆


なんとなく、先代のオースティンのことを書いてみたくなりました。

アマンダちゃんを愛娘にお迎えする前、、、、わたしには始めてのねこさんとなった仔猫の茶トラの男の子がいました。 とっても小さくて、とってもフワフワな子でした。 



永遠の仔猫、オースティンです



実は、オースティンと一緒に暮らした時間は、たったの2ヶ月ほどと短いものでした。
まさか、、、あっという間に命を燃やし尽くして、わたしの元を去っていってしまうなんて、、、思ってもいませんでしたが・・・・・

3月生まれのオースティンは、月齢3ヶ月のころ6月にやって来ました。
体重は1000グラムにも満たないちびっ子。
それでも、初めてお家にやって来た日は、元気に走り回って遊んで、家中を探検して、モリモリとごはんも食べてくれました。
でも、、、、、翌日から、下痢王子に大変身。。。。(下痢は、結局彼が亡くなるまで続きました。)

心配になって、すぐに獣医に予約を取り、連れて行って、いろいろと検査をしてもらったけれど、原因は分からず・・・・・
下痢止めの薬と、療治食の猫缶を処方されて様子をみることになりました。
それでも、やっぱり下痢は治らず、何度も何度も獣医へ足を運び、なんどもなんども検査をしても何も原因がわからずじまい。

わたしは、毎日毎日インターネットでねこの病気のことを検索して、下痢に利くといわれることは、なんでも試してみました。
ペットショップで売っている下痢止めのサプリも試したし、かぼちゃやさつまいもが良いというのでそれも試してみました。

どれも効果はなく、次第にオースティンの体力も食欲も無くなってきたのと同時に、体はとても小さいくせに、おなかばかりは風船のように大きくなってきていました。

インターネットで読んだ、とある病名が脳裏をよぎりましたが、「いやまさか、、、うちのオースティンに限って・・・・・」、、、、受け入れたくなかったのだと思うけれど、なるべく考えないようにしていました。きっとおなかの弱い子なんだ、、、きっと治る、治療方法はきっとある、、と前向きに考えるようにはしていました。

でも、処方された薬はちっとも利かない。
下痢も止まらない。
発熱もするようになった。
何度検査しても原因は見つからない。

 そして7月の終わりごろ、体調がちっとも良くならないオースティンを連れて、いつもとは違う獣医さんに診てもらったときのことでした。
今までの経緯と、大きく膨らんだおなかを見るなり、こう言いました。

「99%の確立で、伝染性猫腹膜炎だと思う。治療法は、今の獣医の医療ではありません。安楽死をすすめます。どうしますか?」


伝染性猫腹膜炎(FIP)は、一番聞きたくなかった病名でした。
実は、、、オースティンが発病してから、いろいろとインターネットで調べているときに、この病気に関する記事を沢山読んでいました。
そしてどれを読んでも、「治療法はなく、緩和治療で延命」などと言ったことばかり書かれている。
この病気を発症したねこさんのブログなどを読んでも、とても辛い体験をされている。
そして、決まって、ねこ さんの最期はとても壮絶なもの・・・・・

あまりにもショックで、涙すら出ず、オースティンと残された診察室で、小さなオースティンを抱っこして、頬ずりをしていました。


 甘えん坊で、おしゃべりだったね


緩和ケアとして、下痢止めの薬や解熱の薬を与えるくらいしか、わたしには出来ませんでした。

それから2週間ちょっと過ぎた、わたしと旦那の初めての結婚記念日の夕方、
オースティンは虹の橋へと旅立ってしまいました。
いっぱいいっぱい頑張ったけれど、それでも、病気には勝てませんでした。
オースティンは、とっても勇敢で我慢強くて、、、天の川銀河で一番かっこいい仔猫だったと思います。
最期の最期まで、一度も粗相をすることもありませんでした。
亡くなる前日に、少し用事で外出して、家に戻ると、きちんと玄関の前までお迎えに来てくれる、とってもとっても律儀で礼儀正しい仔猫でした。

オースティンが旅立って4年になります。
そろそろ、こちらの世界に戻ってきてはどうですか?
大きなお姉さんもいますよ。

あなたの小さな鳴き声が、なつかしいです。




2012-11-07

ファーム・サンクチュアリー 秋の号



郵便受けを開けたら、ファーム・サンクチュアリーから秋の会報(と言うのでしょうか?)が届いていました☆
ちょうど週末に、南カリフォルニアのシェルターにいる、七面鳥のゲーブルさんをアダプトしたばかりでした。
秋ということもあり、七面鳥さんの特集号です。


 七面鳥さんが表紙を飾っています(アマンダちゃんあくび中)



少し古いデータになりますが、アメリカでは、2006年に2億7000万頭の七面鳥さんたちが消費されて、そのうちの9000万頭が感謝祭とクリスマスシーズンに消費されたらしいです。
年間の3分の1が、この時期に消費されることになります。
別の言い方をすれば、この時期に恐ろしい数の七面鳥さんたちが、屠殺されている、、ということになります。 (元の記事はこちらです(英文です)→The Big Picture






これから感謝祭、クリスマスとホリデーシーズンが近づいてくると、スーパーには山積みされた七面鳥さんたちが並びます。
スーパーから足が遠のきそう~。
みんな、七面鳥さんなんて食べるのやめて、丸ごとかぼちゃでも食べれいればいいのに。



9月にファーム・サンクチュアリーで会った七面鳥さん
 


この子はくちばしが普通にあるのだけれど、中にはくちばし切除されてしまった子たちもいました。
養鶏所は、狭く過密状態の小屋に押し込められるので、鳥同士がつつき合わないようにするためなんだとか・・・・・
くちばし切除された痛みは、6週間も続くと言われています。

誤って、くちばしが戻ることではないのに、どうしてもくちばしを失った鳥たちに、「ごめんね、、ごめんね、、、」と誤らずにはいられませんでした。

はぁぁ、、、、いつかは動物さんが傷つくことのない、幸せな世の中が来るのでしょうか・・・・・



さて、話は変わり、、、
今週末は、各地のファーム・サンクチュアリーで感謝祭にちなんで、「Celebration for Turkeys」のイベントがありますね。
予定が合わず、今回は参加できそうにないのでとっても残念っ ><
 昨日の記事に書いた、動物学者のジョナサン・バルコム博士もLAファシリティーにゲストいらっしゃるみたいです~。


七面鳥さんの里親、まだまだ募集中ですよ~。
わたしがアダプトしたゲーブルさんは、左から2番目の色白な子です☆



いつか会いに行きますからね、ゲーブルさんっ☆




2012-11-06

読書の秋とお猿さん


11月にしては暑いのでは??という日が続いていますが、「読書の秋」ということで、何冊か本を買いました。(まだ読んでないんですけれどね・・・・)

その中の1冊が、動物学者のジョナサン・バルコム博士著の「セカンド・ネイチャー」という本です。


「Secound Nature」 By Jonathan Balcombe


まだ読んでいませんので、本の感想は省略しますが、
来週の火曜日に(11月13日 )に、バルコム氏の講演会があるようです。

講演会の詳細はこちらです(英語です) → 2012 Animals and Society Lecture Series 



ところで、話はぜんぜん違うのですが、 この本の表紙を見ていて、ふっと思い出したことがありました。
前回、日本に里帰りをした際、うちの旦那がどうしても行きたい、、、というところがありまして、
行ったところが、「地獄谷温泉」。

雪降る冬に、温泉につかるお猿さんで有名なお猿さんたちのいるところです。
英語では、「Snow Monkeys」なんて素敵な名前で呼ばれていて、けっこう外国の方には有名なお猿さんなようです。

うちの旦那も、「絶対に会いに行く!」と言い張るもので、温泉宿に予約を取り、はるばる長野まで会いに行きました。


 ポッカポカでお顔真っ赤な、スノーモンキーさん


お猿さんの公園みたいなところの一角に、お猿さん用の温泉がありまして、たくさんのお猿さんがぬっくりと温まっていました。
かわいかったです。

しかし、実は帰り道でトラブルに見舞われましたっ!!
地獄谷のお猿さんたちは、地獄谷野猿公苑というところにいます。
柵や檻でお猿さんを隔離しているわけではなく、人里はなれた山奥にあります。
(たしか、雪道の山道を30分近く歩いたと思います・・・・さむかった~><)
飼育されている、、、ような形ではあるのかもしれませんが、一応は野生のお猿さん。
何をしでかすか分かりませんので、距離をとりつつ観察をするのがルールです。
もちろん、食べ物なんか持ち込んではいけません!

でもね、、、、自動販売機があったんですよ。
お猿さんの野猿公苑の出口を出て、ちょっと山を下ったところに、あったか~~い飲み物を売っている自動販売機が。
そして、その前でちょこんと座っているお猿さん。
( 野猿公苑外にも、ちらほらとお猿さんを見ることができます。)
かわいいので、何枚も何枚も写真を撮りました。

寒空の下、5時間くらい(!)お猿さん観察をしていたら、さすがに骨まで冷えましたので、温かいココアがとっても飲みたくなりました。
目の前にはちょうど良いことに、自動販売機があったので、買うことにしました。

ポケットに小さな小銭入れなどを入れたポーチを忍ばせていたので、ポケットに手をいれ、ポーチを出した瞬間っ!

お猿さんに襲われた~~~っ!



犯人はこのお猿さんです~



お猿さんと、ポーチの奪い合いですっ!
でも、お猿さんが本気で襲ってきたら勝てそうになかったので、泣く泣くポーチを離しました。
するとお猿さんが猛烈ダッシュで走って逃げていきました。

そして、、、そのお猿さんを追う、うちの旦那・・・・・(笑)

お猿さん、逃げる途中で、食べ物じゃなからか諦めて、ポーチを投げ捨てていたのは幸いでした。

今となっては、結果オ~ライだったので笑い話なのですが、あの瞬間は驚いたのもありましたが、恐怖のほうのが大きかったですね・・・・・

まぁ、、、自然を住処とするお猿さんたちにとっては、わたしたちニンゲンなんてやっかいな生き物なのでしょうし、お猿さんの自宅を土足で入り込んできては、汚して帰っていっているのですからね。。。

森や海などといった自然へ足を伸ばす際は、「自分はここではヨソモノなんだ」という意識をきちんと持たないといけませんね。

ニンゲンの意識の弱さのために怪我をすれば、その動物たちは理由もなく殺処分されてしまうのですから。




動物さんと、仲良く暮らしていきたいものですね。